6/25(木)。
平日ですが、この日が東海汽船「2代目さるびあ丸」の本当の営業運行の東京 竹芝桟橋出港の最終。
と同時に「3代目さるびあ丸」の営業運行開始日でもあります。
そんな記念すべき日、折角なので、「2代目さるびあ丸」に乗船すべく、定時で退社後、急いで帰宅、シャワー浴びて着替えて竹芝桟橋へ。
この世代交代を一目見よう、写真を撮ろうという方達と、乗船客で竹芝桟橋には沢山の人、人。
そんな中、乗船券を購入して、いざ、「2代目さるびあ丸」へ。
本当の最終便なので、奮発して特1等を予約しておきました(帰路は、昼間の航行で寝るわけではないので2等座席)。
4人部屋なので、 どういう人と相部屋になるのかなぁーと思っていたら、なんと一人w
おそらく新型コロナによるソーシャルディスタンスの一環何だろうなぁっと思いつつも得した気分w
↓旅館とかでもこの窓側の空間って良いですよね。
船旅でももちろん、嬉しい。
アメニティグッズも沢山ありましたが、とりあえず1セットだけ記念に頂きました。
と部屋で寛ぐ前に、大イベントである同時出港を撮影するべくAデッキへ。
「3代目さるびあ丸」は「2代目さるびあ丸」後方に停泊していました。
出港直前に、ドック明けの「橘丸」が竹芝桟橋に入港してきました。
「橘丸」が近づいてきたところで出港時刻となり、両「さるびあ丸」が出港!
沢山の方がカメラで写真を撮ったり、手を降ったりされてました。
もちろん、東海汽船の社員の方もw
ライトアップされたレインボーブリッジ、東京タワーと画としてはこれでもかってぐらいに絶好のロケーションw
と東京湾に出てしばらくしたら、船室に戻って就寝。
エアコンも効いていてすぐに寝れそうだったのですが、部屋を真っ暗にして窓からボケっと外を眺めてました。
まあ、最後は睡魔に負けましたけど。
6/26(金)、晴れ。
朝の4時半ぐらいに起床。
睡眠時間は4時間ぐらいでしょうか。
起床した時には、三宅島はすぐ近くまで迫っていました。
入港は、三池港との事。
海の蒼が綺麗過ぎてビックリ。
これなら、釣りやダイビングで島を訪れるよな~と納得。
港には、人はほとんどいませんでした。
まあ、本命は帰路(東京行き)の時でしょうね。
という事で下船客とコンテナと下ろしてすぐに出港。
三宅島を後にしてほどなくて、頭が重い。
どうやら、船酔いみたいとの事で、頭痛と吐き気が・・・
幸い、朝食がまだで水しか飲んでいなかったのが幸いして吐いても胃液+水だったのですが。
とりあえず、船室で横になってました。
この時程、特1等船室にしておいて良かったとどれほど思った事かw
(部屋に洗面台があるのと他の客がいないプライベート空間だったのがとにかく助かった)
という事で次の御蔵島の入港はスルー(寝てました)。
起きた(起きれた)のは、八丈島入港前でした。
↓伊豆諸島開発の「あおがしま丸」。
更にタグボートが2隻。
「さるびあ丸」入港と同じタイミングで、八丈島空港に着陸する全日空の旅客機。
八丈島は、結構、人が集まっていました。
↓のご婦人部隊は、どうやら船内清掃の方々みたいです。
八丈島で折り返しとなるので、一旦、下船。
船内清掃やらコンテナの積み下ろしなどの作業を船外から見守ります。
なんか南国みたいな感じです(ここもれっきとした東京都)
八丈島では、セレモニーが開催されました。
出港時は、「あおがしま丸」の船員の方が手を降ってました。
(写真は無いですが、島民の方をはじめ、タグポートの船員や港の工事員の方も)
出港後は、船はそこそこ揺れており、再び船酔いが・・・
帰路は、2等座席なので、リクライニングシートで寝ていようと思ったのですが、
その前に、船内を撮影。
八丈島の次の御蔵島は、港に接岸しないとの事で、島近くを通過する時に汽笛を鳴らしてました。
まあ、こればっかりはしょうがない。
その御蔵島が↓
島をすっぽり覆う雲、始めてみましたがこれはすごい。
この後、三宅島までは寝てました。
この頃になると流石にお腹が空いていたのですが、時々、吐き気があったので我慢。
水だけ飲んでました。
なんとか到着した三宅島。
こちらも豪華なセレモニーが開催されました。
それだけ島民の方に愛された船なのでしょうね。
三宅島を後にして、いよいよ東京 竹芝桟橋へ。
浦賀水道に入る時に、ライブ船舶マップ(Marinetraffic)を確認したのですが、艦艇の動きは特になし、残念。
金谷港の東京湾フェリーは、視界が悪い上に出港前でした。こちらも残念。
この後、船内レストランに移動して本日、初めての食事。
東京湾に入ってからは、船酔いの症状も完全に無くなったので、これなら大丈夫だろうって事でw
いやー胃の中、空っぽだったので炙り焼肉丼が異常に美味しかったw
席に移動して、早いですが下船準備。
最後にお世話になった(船酔いで苦しんだ)席を記念に撮影。
その後は、デッキに移動。
竹芝桟橋を空ける為でしょうが、「橘丸」が沖合に移動。
「2代目さるびあ丸」のすぐ近くをすれ違って行きました。
東京タワーとレインボーブリッジがお出迎え。
先に入港していた「3代目さるびあ丸」。
最後の旅もこれで終了。
特にイベントやセレモニーは無いのですが、多く方がお出迎え。
私は、各最終便に乗船しただけで28年間での思い出とかは無かったのですが、
それでも、「ありがとう、そしてお疲れさまでした」とは言いたい。
乗客や荷物を下ろして、「2代目さるびあ丸」は東京湾沖合へ。
入れ替わりに本日から三宅島航路に復帰する「橘丸」が入港。
↓「2代目さるびあ丸」船内に掲示された横断幕。
一つの時代が終わったんだなぁっとしみじみ。
「2代目さるびあ丸」の東京湾の最終は、6/29(月)。
行きたいと思いますが、流石に月曜日はねぇ・・・
この後、海外で使用されるみたいなので、新たな船出ですね。