週末はあの場所へ帰ろう

艦船撮影、自転車、登山などのその時々の趣味を記載するブログ。

新幹線、オレンジフェリーでしまなみ海道

7/16(日)、三連休の2日目。

三連休何処行こうと考えつつもなかなか目的地が決まらず、
乗鞍行こうとか思ってましたが、六甲山でママチャリやらTTバイクにも抜かれる有様では、なかなか自信が持てず。。。
で洗濯やら、散髪やらで映画「ノーゲーム・ノーライフゼロ」観賞したりして1日目を使い、明くる日。
乗鞍行こうと思っていましたが、朝起きられず(エアコンを効かした部屋では起きられませんw
起きたのは7時。。。

このままではダメだと思い、今から行けるところという事で久しぶりにしまなみ海道へ。
乗鞍に行くつもりだったので準備はOK。ロードバイク輪行状態。

■荷物
・着替え(下着、ソックス、Tシャツ(フェリー船内、帰り用))
・モバイルバッテリー、USBケーブル+充電用アダプタ
・フェイスタオルx2
・歯ブラシ、薬(頭痛薬等)
・パンク修理一式
・財布
スマホ
輪行袋

※フェリーには2等寝台以上で浴衣と船内用のスリッパがあります。
※フェリー船内には、シャンプー、ボディーソープは備え付けありますが、タオルや髭剃などはありません。
※フェリー船内にコインランドリーもありません。


■衣類(着用)
・長袖のインナーシャツ+サイクルジャージ
・サイクルパンツ(PEARL IZUMI 2403D レータン サイクルパンツ)
・レッグカバー
・ウィンドブレーカー(輪行中に着ている)


さて、本ブログですが、アクセス解析によると10~20名ぐらいのリピーターな方(ブックマーク)を除くと、
しまなみ海道」、「オレンジフェリー」のキーワードで辿り着く方が大半。
という事で、たまたま、このブログにたどり着いた方向けに本記事は書いてみました。

尚、今回は↓を参考にというか、寄るお店などはそのまま採用していますw





しまなみ海道まで
関西圏からの場合、以下の3パターンかと思います。
1) 新幹線+在来線で尾道(または新幹線で新尾道
2) 大阪南港からフェリーで東予港(愛媛県)→今治
3) 車で尾道

しまなみ海道尾道今治までは70kmのコースなのですが、
流石に尾道スタートして尾道ゴールを1日でこなすのは同じ道を通る等を考慮するとキツいかと思います。
かといって、途中で引き返すのも勿体無いですし、何よりしまなみ海道を走破したという達成感がありませんw
土日などの2日間の休日を使用する場合は、1)と2)の組み合わせが有力かと思います。
今回は、行きは1)で帰りは2)を採用しました。

※ 1)でしまなみ海道今治まで行き一泊、2日目は今治港からフェリーでとびしま海道を走行、
呉からフェリーや在来線で広島に行って新幹線で帰宅というのもあります。

※同じく 1)でしまなみ海道今治まで行き一泊、
2日目はそのまま道後温泉まで行き、松山観光港からフェリーで広島港。
広島港→広島駅は自走(もしくは路面電車)、新幹線で帰宅なんてものもあります。
(広島駅は、東京方面の新幹線始発が2時間に1本程あるので、自由席で輪行袋置き場を確保できます)


さて、盛大に寝坊したので新大阪 8:24発ののぞみに乗車。
起床から1時間で新大阪駅は、自己最高記録!


■新大阪 08:24発 のぞみ1号


のぞみの車内から帰りの足となるオレンジフェリーの電話予約。

オレンジフェリーは、メールで予約出来ますが、出来るだけ電話予約しましょう。
電話番号は、予約センター営業時間 8:30~18:00で東予、大阪どちらでも可。
8:30あたりは混んでいて繋がりにくい場合があります。
電話で乗船予約したい旨を伝えると、乗船日、航路、等級など順番に質問されるので回答していきます。
最後に予約番号を教えてもらえるのでメモっておきます。
ちなみに等級は、ベッドがある2等寝台以上を選びましょう。


◇福山 9:26着


福山駅で新幹線→在来線に乗換え。
乗換え時間は12分。
山陽本線(三原行)に乗車しますが、乗車位置は後方車輌が良さ気。



◇福山 09:38発


ひるね姫のラッピング車輌キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

輪行袋を置くちょうど良い場所が無かったですが、乗車客が少ないので何とかなります、はい。



尾道 09:57着


尾道駅前には、なんと自転車組立場なるものがあり、流石、しまなみだなぁーっと。



■渡船
サクッと組み立てて10:15に出発。
さて、向島に渡るには、渡船を使いますが、オススメは尾道駅前の↓の緑線ではなくて、↓の赤線の方。
フェリー乗り場近くにはセブンイレブンがあり、
更に赤線で渡ると、すぐ近くにドラッグストアに行けるのでここで薬とか日焼け止めとか必要なものを購入出来ます。
(当然ながら早い時間だと閉まってますw)

渡船は、特に時刻表とかがあるわけでなく頻繁に行き来しています。
料金は自転車の場合110円で、乗船後、船員に払います。
(乗船場で事前に切符等は買うわけではありません)

小銭を用意して乗船しましょう。




■後藤飲料水工業所
走り始めてすぐですが、ここで補給。
瓶のラムネが美味しい。




因島大橋


お目当ては橋の下の部分を通る↓でしょう。



■はっさく屋
因島大橋を渡ってすぐのところ(ブルーラインからは逸れます)にあるお店。


オススメは、はっさく大福。
かなり美味しいです。



大山神社
自転車神社という事で、ここもブルーラインから外れますが、時間があれば寄ってみるのも良いかと。




生口橋


ジェラート専門店ドルチェ瀬戸田本店
かなりの人気店で、終始お客さんがw



私は、伯方の塩ジェラートとデコみかんのジェラートをチョイス。
ジェラートはなかなか好みな味でした。


↓ドルチェの前のベンチ。
良い感じだね~



■岡哲商店
1個80円のビーフコロッケがお目当て。
結構、美味しい。
(関係ないですが、この近辺で昼食を取れば良かったと後悔)




多々羅大橋


■サイクリストの聖地
ここで愛車とともに写真を撮るのはやっておきたいところですなw
ちなみに道の駅で昼食取るなら、ここ、道の駅 多々羅しまなみ公園が時間的にも良いかもしれません。
(お昼時を過ぎると道の駅内のレストランも閉まってしまいます。。。)



伊予国一之宮 大山祇神社
大三島は、ブルーライン通りに進むとすぐに通過してしまうので少し?遠回りする場合は、
大山祇神社に寄ってみるのも良いかも。
(坂が嫌なら、遠回りは止めておきましょうw)





大三島橋


■伯方・大島大橋


しまなみ海道正規ルートブルーライン)の場合、伯方・大島大橋来島海峡大橋の間が一番の難所でしょう。
内陸を走るので景色が良いわけでなく、しまなみ海道だから大した傾斜ではないだろうと思っているとここは辛い。。。
(まあ、ロードバイクなら大丈夫でしょうけど。)

この後、すごい風景を見られると思って、ここは我慢の処と思いましょう。


来島海峡大橋
しまなみ海道での主目的というか、この大橋を渡らずして
しまなみ海道に来た意味はないですってぐらいここの景色は凄いですよ。
(特に夕日の景色が良いらしいですが、私はまだ見た事ないです。。。)


普通に渡ってもいいのですが、ちょうど真ん中あたり、馬島で↓の地点に来たら、下に降りていきます。
(トイレのためじゃないですよw)


↓途中、来島海峡大橋の支柱?の中を見る事ができます。


馬島に降りて、来島海峡大橋を見上げるとなかなかの光景です。



↓上を見上げて、来島海峡大橋の高さを実感(たけぇー


来島海峡大橋を渡ったら、しまなみ海道制覇!!
ここからは、今治市を経由して、東予港に向けて南下。
今治市街で夕食取っても良いかもしれませんが、私はそのまま南下しました。

東予港のフェリーターミナルに到着したのが19:00ぐらいでした。
来島海峡大橋で夕焼けを観賞してもフェリーの乗船には間に合いますが、
東予港までの道は街灯少なく結構、暗いです)

東予港からの夕焼け



■オレンジフェリー
東予港のフェリーターミナルに到着したら、ロードバイク輪行状態にします。
その後、乗船名簿(A4の紙)に電話で教えてもらった予約番号など必要事項を記入して、受付カウンターへ。
間違っても、いきなり受付カウンターにいかないようにw
先に乗船名簿を記入します。

※大阪南港到着後に自走される場合や、行きにオレンジフェリーを使用される場合は、
輪行せずにロードバイクそのままで乗船るのも手です。
○メリット
輪行からの組み立て不要ですぐに出発できる
○デメリット
自転車料金が加算(輪行の場合は無料)
乗船するのに時間が掛かる(輪行袋担いで徒歩での乗船の方が早い)

20:00から乗船開始。
出航は22:30なので、朝10時に尾道着でもかなり余裕があります。
ただ、今治とかのお店に詳しくなくて時間を持て余してしまうなら、
20時前にフェリーターミナルに来るのが無難かと。

夕食ですが、船内のレストランを使用出来ますが、お値段高めで味もそこそこです。
東予港までの道のりでローソンやセブンイレブンがあるので、
そこで夕食やおつまみ、お菓子など購入しておくのをオススメします。
(飲み物は、アルコール含めて自販機や売店があります)


船内に持ち込んだ輪行袋は、所定の場所に置いておくか、通路に括り付けて置いておきます。
(船員の指示に従って下さい)



↓2等寝台。
身長が高い人はキツいかも知れませんw
↓の画像では分かりにくいですが、枕の上にライトがあり、そこにコンセントが1口あります。
これを使って、スマホやサイコンなどを充電出来ます。



20時に乗船した場合は、ロードバイクや荷物を置いて、船内探検も後にして、
まずはお風呂かレストラン(夕食取る場合)に行きましょう。
特に三連休などは乗客が多いので結構、混みます。。。

貴重品は、案内所で預ける事が出来ます。
預けない場合(私は預けないです)、枕の下に貴重品を置いて寝ましょう。
盗まれそうになっても、必ず目が覚めると思います。




■大阪南港から
大阪南港に6:10に到着。
船内でのんびり出来ますが、地下鉄で輪行する事を考えるとさっさと下船するのがオススメです。

大阪南港フェリーターミナルからフェリーターミナル駅までは通路を徒歩で移動します。


改札を通過して、


ニュートラムに乗ります。
ニュートラムは4両編成で、しかも1車輌が狭く輪行には不向きですが、選択肢がありません。
大阪南港から輪行する場合、地下鉄御堂筋線が混んでいて大変そうと思われますが、
実は、難関なのは、このニュートラムです。。。
2人ぐらいならともかく3、4人組(ロード3,4台とか)ともなると、かなり厳しいかと思います。
乗車位置は、1号車か3号車。

※自走だと南周りでしかルートが無いので、梅田駅(大阪駅)等に行くにはかなり遠回りです。。。

↓新型車輌なら、まだ車内は広いです。


↓祝日の朝6時の車内。


↓(分かりにくいですが)新型車輌。



コスモスクエア駅ニュートラムから地下鉄中央線に乗り換えます。
エスカレーターで中央線ホームまで移動。



ニュートラム、中央線の乗車位置とコスモスクエア駅の移動ルート(赤線)


輪行袋担いでエスカレーター乗れるなら、そっちの方が早いかもw

中央線で本町まで行き、本町で地下鉄御堂筋線に乗換えて、
梅田(大阪)または新大阪まで行くのが無難です。
コスモスクエア駅の中央線ホーム。


大阪市営地下鉄の場合、輪行袋は各車輌に設置されている車椅子のスペースを利用します。
輪行袋は↓の置き方だとドアの部分にはみ出すため、↓↓の置き方しかありません。



↓祝日朝7時の中央線の車内。
本町付近で一気に乗客が増えますが、始発駅のコスモスクエア駅輪行袋の場所を確保出来ているので問題ないでしょう。


↓同じく祝日朝7時の御堂筋線の車内。
これぐらいなら輪行袋でも邪魔にならないでしょう。
(平日だと通勤ラッシュなので、その場合は通勤ラッシュをやり過ごすしかありません)



しまなみ海道、実は内陸を走っている(大島とか)のが割と多いので、
ずーと海沿いを走りたいなら、とびしま海道の方がオススメです。



移動距離:123.9km
移動時間:5:58
高度上昇:863m
最高高度:105m
飲料:500ml✕4