週末はあの場所へ帰ろう

艦船撮影、自転車、登山などのその時々の趣味を記載するブログ。

スマホのサイコンアプリを再評価してみる

事の発端は、BRM512川西400kmを走っている時でした。

山間部に入ると私が使用しているGARMIN Edge1000JがGPSをロストして進行方向が不明になってしまう。
走行ログ収集しているため、走行終了にはしたくないので、基本的にそのままなのですが、
どうも一旦、終了しないとGPSを再取得出来ても現在位置がずれて画面に表示されたりして、うまく復旧出来ない。
こういう時、GPS衛星は磁気嵐とかの影響を受けているのかな?と知ったかぶった感じになるのですが、、、スマホからGoogleMapsで確認するとちゃんと現在位置が表示される。。。何だこれってなるわけです。
更には、ツイッターで流れてきた↓のような内容を見ると何気にスマホの現在位置情報は山岳部でも使えるらしい。


という事で、先日の亀岡ライドで実験しました。


GARMINが現在位置をロストしたのが、↑のようなつづら折りのところ。
どうも進行方向が180度変わるようなつづら折りを何回も繰り返すと現在位置がおかしくなるみたい。
ここからGARMINの走行ログはどんどん、コースから外れてしまい、復旧せず。
一方、スマホの場合は、現在位置をロストする事はありませんでした。


尚、↑の画像のスマホは、SIMフリーのMoto Z2 Play+TurboPowerパック(拡張バッテリー)+USB3.1 Type C 変換アダプタ+USB ANTスティックを接続して強引にANT+対応スマホにしてセンサと接続し、サイコンアプリは、スマホ版stravaを使用しました。









注意点として、スマホ版STRVAアプリは、BluetoothやANT+でセンサと接続する際、対応センサがケイデンスセンサー、心拍センサ、パワーメータのみでスピードセンサーは非対応。

Compatible Sensors
The Strava Android app version 4.9 and later supports heart rate monitors, cadence sensors, and power meters.

(STRVAアプリのHelpより)

という事で私が試した限りでは、GARMIN Edge1000J付属のケイデンスセンサーやGARMIN スポーツウォッチ 735XTJはSTRVAアプリで認識されましたが、スピードセンサーは認識されませんでした。
これが他のサイコンアプリなら認識するものがあると思いますが、使ってみるとSTRVAアプリは優秀で、GPSで現在位置に変化がなければ、すぐに一時停止状態になり走行し始めると記録状態に自動で移行してくれます。
GPSが捕捉出来ないトンネルに入ると一時停止状態になるのですが、トンネルを抜けるとその分の距離はちゃんと走行距離にカウントされていました(但し、トンネルの入り口と出口を直線で結んだ距離分と思われます)。
この辺、GARMINの走行ログと差分で出るのでしょうが、GPSロストする事を考えれば、優劣はつけがたいですね。

スマホをサイコン代わりに使用する優位性
GPSの捕捉は、スマホの方が(おそらく)上
・タッチパネルの操作性
・地図情報の更新速度(私のGARMINの地図にはまだ新名神周辺の道路情報は無い)

■サイコンの優位性
・晴れた日など明るい場所での画面の視認性はサイコンの方が上
・地図情報など取得時の通信料が発生しない(サイコンアプリは、オフラインでも使えると思いますが)
・各種センサとの連携

■要検証
・バッテリーの持ち時間。
私が使用しているMoto Z2 Play+TurboPowerパック(拡張バッテリー)の場合は、まだバッテリーを使い切った事がありませんw
ただ、サイコンアプリで走行ログ取得中は、SNSやカメラなど他のアプリは使用しない方が良いと思います。
何かのきっかけでサイコンアプリが異常終了したりすると目も当てられないので。。。
また、使用するスマホは、普段使いの別端末で、更にはSIMフリー端末など購入した段階でインストールされているアプリが少ない方がバッテリーの保ち的には間違いなく有利です。


スマホを使う以外にGARMINeTrexや別のサイコンを用意するってのがあります。
ブルベなどでは2台運用されている方を結構、お見かけしたので、こちらが正解かも知れません。

ただ、新たに3万ぐらい出してeTrex買うなら、使っていないスマホ格安SIM挿して代用するのでも良いかなと思います。
eTrexってGPSの現在位置はどれくらい正確に捉えられるんですかね)