週末はあの場所へ帰ろう

艦船撮影、自転車、登山などのその時々の趣味を記載するブログ。

オレンジフェリーでしまなみ海道

※2016/4/24 加筆修正しました。



これはブログ開設前の2015年3月の三連休での内容です。

ロードバイク乗りなら一度は訪れたい場所の一つにしまなみ海道があると思います。
そんなしまなみ海道にぼっちで行くにはどういうルートで行けばいいか?
その一つがフェリーを使うという事かと思います。
大阪なら新幹線で日帰りも可能です。
でも、なんとなく四国や広島というと遠いイメージがあるので、旅っぽくしたかったのです。

使用したのは四国オレンジフェリー
いわゆる弾丸フェリーです。
宿やホテルは、時期によっては一人で泊まるのは難しいが、フェリーだと関係無いのですw

オレンジフェリーについては公式サイト、特に以下のページを参考にしました。

サイクルステーション(東予港・大阪南港) | 輪行袋でフェリーに乗って、そしてサイクリングに行こう | オレンジフェリー|四国開発フェリー株式会社">サイクルステーション(東予港・大阪南港) | 輪行袋でフェリーに乗って、そしてサイクリングに行こう | オレンジフェリー|四国開発フェリー株式会社

■オレンジフェリーの予約
電話かネットで予約します。
便利なのはネットですが、オレンジフェリーの場合、オススメは電話での予約です。
理由は、以下のようなものです。
・HPに表示される空席状況で×になっていても電話だと予約が取れる場合がある
・ネットで予約しても確定はしていない(予約番号が書かれたメールが来て確定)
・極稀にネットでの予約申請自体が失敗している

電話だと最新の空席状況が分かりますし、
その電話内で必要事項を告げれば予約番号を教えてもらえます(つまり確定する)。
予約のついでに疑問点などを質問するのも良いかとw



■大阪南港までどうやって行くか


自走するか輪行かの2択です。
ただ、北大阪から自走する場合、南港通まで南下するルートしかないようで、これが結構、遠回りでした。
じゃあ、輪行するかぁ~となり、結局、輪行したのですが、これがちと大変。
ルートは御堂筋線→中央線→ニュートラムですが、問題になるのは御堂筋線
幸い、土曜日の夜だったのでなんとかなりましたが、それでも梅田あたりは乗客が多かった。。。
中央線やニュートラムは空いてました。

大阪南港に到着したらフェリーターミナルの1Fに向かいます。
ここで乗船名簿の紙に記入し、受付に渡す→乗船代金を支払い、乗船券をゲットします。
予め連絡バス(後述)を利用する事を決めているなら、
このタイミングで申告し、整理券もゲットしておきます。


■オレンジフェリー
自転車を輪行袋して乗船する場合は、車輌代は無料。そのままなら1650円。
これに旅客運賃が掛かります。
運賃は、客室によって値段が変わりますが、2等寝台以上を選ぶのが良いかと。
2等室(大部屋での雑魚寝)は、一人分のスペースが狭いので返って疲れるだけな気がします。

運賃・料金表 | 料金表 | オレンジフェリー|四国開発フェリー株式会社">運賃・料金表 | 料金表 | オレンジフェリー|四国開発フェリー株式会社



私は、大阪南港まで輪行したので輪行で乗船しました。
客室は、往復とも2等寝台を選択しました(他の乗客と相部屋)。
往復運賃は、往復割引が適用されて11,380円。
これには、食事代は含まれません。
お風呂は無料でしたがロッカーを使うのにお金が必要です(ロッカー使用後に返金されたと思います)。



乗船後の自転車は、自分で管理するか、カウンターに行って預けるかの2択。
旅客運賃相部屋の場合、他の乗客の邪魔にならないよう預けるのが吉だと思います。
私が乗船した時は、同じように輪行で自転車を持ち込んだ方がたくさんいたので、
一部屋まるまる臨時で自転車置き場になっていました。
出港後は、その部屋は鍵がかけられるので盗難の心配はありません(そもそも海の上)。
心配なら下船時に早めに自分の自転車を取りに行けば良いかと。

フェリーは船体が大きいためか、揺れが全く無いとは言いませんが震度1よりは無いかと。
揺れよりは、機関音がずっとしているので、人によっては耳栓が必須でしょう。

船内設備は、しっかりした作りで古臭い感じとかはしません。
お風呂やレストランを使用する場合は、20時に乗船してすぐに行くのが良さ気です。
特にお風呂は時間が経つ程、混んできます。



東予からしまなみ海道まで


ここでも輪行するか自走するかの2択。
とはいえ、自転車は輪行袋に入れたままなので、壬生川駅行きの連絡バスを利用します。
輪行袋持込可なのは、7:00発の壬生川駅のみです(6:20発の松山行きも可能みたいだが確実では無さそう)。
連絡バスに乗車する場合は、大阪南港窓口または船内で整理券を貰っておきます(無料)。
で、その連絡バスに輪行袋を持ち込んで乗車した結果が↓



最初、これは自転車は乗らないだろうっと誰しもが思ったはずですが、
結果は、どうにかなりましたw
とはいえ、二度と乗りたくないですねぇ。。。

※2016/7/18 加筆 2016/7/16に確認した際は、マイクロバスになっていました。
 乗客数は減りますが、入り口は車体中央にあるので、輪行袋があっても乗り降りは改善されているように思いました。





壬生川駅からは電車で今治駅まで輪行します。



ここからは、自走でしまなみ海道へ。
今治駅の東口?~しまなみ海道への道のりは、基本的に青い線を走っていれば自然と到着するようになっています。
交差点等、青い線の切れ目のところは周りを見渡します。
必ず、しまなみ海道への自転車向けの案内板がありますw

しまなみ海道は、
いわゆるしまなみ海道な道を走るとかなりの自転車や人に遭遇しますが、
少し外れると結構、静かな道になります。
参考までに↓

休日ぐらい”のんびり暮らそう” しまなみ 大三島一周 1/2">休日ぐらい”のんびり暮らそう” しまなみ 大三島一周 1/2


今回は、帰りもフェリーなので、時間に注意しつつ走ります。
さすがに尾道まで往復する体力は無いので、生口島でUターンしました。
帰りは今治東予港も自走しました。
帰りのコースは、オレンジフェリーHPの「東予港からのサイクリングコース」の通りに走りました。

トータル139km。休憩を除いて、8時間程走ってました。


尚、しまなみ海道を自転車で通行する場合、通行料金が必要なのですが、
私が訪れた時は無料でした。


東予港には18時に到着。
誰もいない無人の待合室で2時間程、ボケェっとしてましたw
壬生川駅周辺はともかく、東予港周辺、フェリー乗り場には何もありませんw)
時間的には尾道まで往復出来たかも知れませんが、体力的には途中でUターンして正解でした。
20時なり、再びオレンジフェリーに乗船し、すぐにお風呂→レストランで夕食を取りました。
一番風呂を狙うのが良いと思います。
帰りは疲れもあって、すぐに寝てしましました。



月曜日の朝に大阪南港に到着し行きと同じルートを輪行して帰宅しました。



■次への教訓
しまなみ海道はイメージしてたより坂が多かったというより、橋を通る前後は必ず坂があります。
激坂は無いので、一つ一つの坂はあまり苦労なく登れるのですが、
それが何度も繰り返しとなると地味に足にきます。。。
後は、海沿いを走るので風がキツかったです。
でも風景は最高でした。

今考えると往復などせず、そのまま尾道まで行って、新幹線で大阪に戻るのが良かったなぁと思います。
そもそも往復フェリーにしたのは往復割引と、着いたその日の便で帰る場合は、
船内で荷物を無料で預かって貰えるサービスを利用したいためでした。

安く済ませる事ばかり考えて、返って損をした感じです。今後の教訓にしたいですね。

尚、大阪・神戸から出港しているフェリーは他にもあり、別府や鹿児島への路線もあります。
運賃もそんなに変わらないので、フェリーの本命は九州旅なのかも知れません。