週末はあの場所へ帰ろう

艦船撮影、自転車、登山などのその時々の趣味を記載するブログ。

【登山】夏の幕山


8/31(土)、8月最後の日。
社会人になってもこの日は、やはり思うところがあります。
暑さはマシになったとはいえ、まだ続くでしょうけど、これからの短い秋が一年で一番過ごしやすい季節でしょう。
今回は、日帰りで行ける関東の山という事で、湯河原へ。
関東には高尾山とか伊豆、箱根とか有名何処がありますが、今回はマイナーかな?
参考にしたのは↓はじめての山あるきブックという書籍のP66~に載っている幕山です。



梅が有名なところみたいなので、シーズン的には3月~と紅葉シーズンの10月~。
夏はシーズンオフ(書籍でも避けた方が良い季節になっている)。

幕山までのアクセスですが、湘南新宿ライン湯河原駅に行き、そこから箱根登山バスで幕山公園まで行くのが最短。
なのですが、当日、誤って湯河原駅の一つ前の真鶴駅で下車してしまい、(この時点で頭では何故か湯河原駅に下車したと勘違いしていた)駅前のバスロータリーで途方にくれて、ようやく、下車した駅が間違っていた事に気がつく始末。
残念ながら、真鶴駅からでは幕山公園まで行くバスは無い為、一番近くまで行く湯河原駅行きバスで宮渡橋まで行き、そこから徒歩で幕山を目指す事にしました。


宮渡橋から2km程登りの道を歩いて幕山公園へ。



梅のシーズンだと山の麓あたりが一面、梅で咲き誇る様です。


さて、山あるきブックによるとコースとしては、幕山公園から幕山に登り、幕山を降りつつ大石ヶ原を経由してまた幕山公園に戻ってくるとあるのですが、
体力的に余裕があった私は、逆の周りで進む事にしました。


林道を通りつつ、途中、山ノ神神社を通過。


最初、そのまま林道に沿って歩いていたのですが、途中でゲートがあって行き止まり。
あれ?っと思いつつ山あるきブックに記載のコースマップと現在位置を比較しながら林道を戻り、分岐点を発見↓


↑の画像の奥に向かって進むのみたいなのですが、雑草が生い茂っていて登山道が見えない。
ここを進むのかあぁぁっと思いつつ、とりあえず、尾瀬みたいにスマホの電波は何とか受信出来そう(アンテナは既に1本)、最悪、戻れば良いだろうと考え、進む事にしました。


何とか登山道らしいものが見えるのでそれに沿って草を分けつつ進むのですが、所々に蜘蛛の巣が張り巡らせされていて、顔面から蜘蛛の巣に突っ込んだのも一度や二度では済まなかった。。。
途中からポールで確認しながら進みましたが、それでも辛かった。。。
参考までに道中の画像↓


↑みたいな中を進むので5分おきぐらいにスマホで現在位置と向かっている方向を確認しながら進みました。
それでも気が気ではなくて、登山に慣れてきたとか思っていた自分が恥ずかしい。
人間なんて人の手が入っていない山の中で簡単に無力になるなぁっとか、ここは只人の領域ではない(ゴブリンスレイヤー的な感じ)とか思いました。

20分程(体感的にはもっと長かった)、心細い中進んで、ピンクのリボンが巻き付いているのを見つけた時は、道は間違ってなかったとホッとしました。


山あるきブック通りに進んだ場合(つまり最初に幕山を登った場合)の分岐点が↓。
私は、逆に進んだので合流地点となるのですが、ここから、先程通った道なき道を進むとなると素直に引き返していたと思います。


幕山山頂へのコースはちゃんと整備されていましたw


幕山山頂到着。
山頂は、周りがほぼ木々で囲まれていて残念ながら景色は見渡せ無かったです。



山頂から海が見えるのは南側一箇所だけ。
それでもなかなかの眺めでした。


北側は、山頂周回路から見えます。
南郷山、白銀山らしいです。


山頂からは素直に幕山公園方面に下山。


幕山公園からは徒歩でゆとろ嵯峨沢の湯に向けて移動。
ゆとろ嵯峨沢の湯は、山あるきブックでも紹介されていた温泉施設です。
流石に汗だくなのでお風呂に入りたかったのです。。。
道中の道からの景色はかなり良かった。
こんなところで住めたら良いでしょうね(坂道多いので車は必須ですが)


ゆとろ嵯峨沢の湯に到着したものの、入館料が1350円と高い。。。
男性で大きいロッカー使用(バスタオルや浴衣のレンタル料とセット)だと1900円。
悩みましたが、ここは素直に退散。
露天風呂から海が見れたりしたら、この値段でも納得出来たのですが。。。


結局、幕山公園から徒歩で湯河原駅まで移動しました。
湯河原駅のバスロータリーは案内板もしっかりしていて分かりやすいです。
真鶴駅のバスロータリーはバス乗り場が7つあるのにそれぞれが何処行きか分かりづらい)


帰りは行きと同じく湘南新宿ラインで帰宅。
帰宅途中にお風呂の王様(日帰り銭湯)に寄って汗を流しました。

今回、山あるきブックを参考にしました。
この書籍の場合、他にも関東周辺の山が紹介されているのですが、シーズンオフとある場合は素直にそれに従った方が良さそうです。
今回、一部、登山道は大変な状態でしたが、これが梅が満開の頃だとちゃんと整備されている可能性もあるので。。。